日垣重彦(代表取締役副社長)

前職では、産業機械メーカーの技術職として、20年以上の経験を積んでいました。

前職キャリアの終わりごろに、医療用シミュレーターに関わったのが、医療との最初の接点です。

現在、弊社で商品化している人工膝関節を開発するために必要な、性能評価するためのシミュレーターでした。

 

弊社を立ち上げる最初のきっかけは、前職場が外資系競合会社によりM&Aされた事でした。

得意とする技術の働く場が無くなり、40歳を過ぎていましたが起業を選択しました。

起業に当たり考えた事は、「経験の多い製造業である事」「これからの日本でも続けられる分野である事」の2点でした。

航空宇宙産業、エネルギーインフラ産業、医療機器産業等が、有望と考えられました。

分野を選択した基準は、「多少のシミュレーターの経験」と「小さく始められる分野は医療だけ」という推測でした。

参入に当たり医療機器業界の障壁は色々覚悟していましたが、新参者にとって、医療機器業界は、恒に課題を与えてくれる本当に厳しい業界でした。

しかし、それらの課題障壁も、成功の為の必然と考えやってきました。

起業より10年以上がたちました。

この期間だけをとっても、ベンチャーに厳しい日本の産業界においては、少しの結果が残せたのではないかと思っています。

 

弊社の取り組んでいる医療分野は、整形外科、口腔外科を中心とした限られた分野です。

これらの分野においても多くのドクターが、日々多くの患者様と向き合い、患者様に一番適した治療を行うべく悩み考えられています。

ドクターの考えを形にし、患者様に貢献できる事が、この仕事のだいご味でしょう。

オーダーメイド医療という言葉に代表されるように、今後益々の医療機器、インプラントの多様化が進むと思われます。

この流れに則し、より多くのお客様に、より多くの医療機器をお届けし、信頼される会社へと育てていきたいと思っています。

(2013年10月30日)